2017/06/29(木)
太っている = 腰痛の原因ではない!?
カテゴリー:日常での注意点 , 腰痛, 腰痛 原因, 腰痛になりやすい人の特徴
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
先日、治療中にインターホンが鳴り何かな?と思ったら。
外国人の方が3名立っていて「マッサージしていますか?」と言われました。
その時は、他の方を施術中だったので断ったのですが
特に看板なども出していないのでどこで当院のことを知られたのか
不思議で仕方なかったですね。
また、機会があれば外人さんも治療してみたいです。
では今日の話は、当院で問診の際によく聞かれることがあります。
それは「太っているから腰痛になるんですかね?」というものです。
心当たりがある方も少なくないかもしれませんが
僕の答えは「太っていることが腰痛の原因になっていることは少ない」です。
まぁ太っているという定義が曖昧なので難しいですが
太っている人が体重を痩せたからといって腰痛が治るということはないでしょう。
なぜ太っている=腰痛の原因ではないの?
それは太っている人が全て腰痛持ちではないからです。
太っていること=腰痛の原因になるならみんな腰が痛いはずですが
実際はそうではないと思います。
太っていても腰痛などに悩まされていない人も多いとおもいます。
体重が重くても体はそれに順応しようとして体は出来上がります。
具体的には5キロの脂肪が付いていればそれを維持するだけの筋力が必ずつきます。
なのでその体をうまく使えている方は腰痛などの症状に
悩まされることはないでしょう。
太っていることより大事な事。
それは自分の体をうまく使えているかという事です。
太っている事よりもそれにより運動量が少なくなってしまったり
体の柔軟性が落ちてしまったり栄養が偏ってしまったりする方が
よっぽど腰痛の原因になりえます。
しかし、1つだけ例外があります!
それはいわゆる「ビール腹」というお腹だけ出ている方は注意が必要です。
お腹だけに脂肪がつくタイプは骨盤が歪み重心が前方にずれ
腰に負担がかかる事が多いのでこのタイプの方は注意してください。
この場合も痩せれば治るかと言われると治らない場合があるので
そこは治療が必要になってくると思います。
いかがだったでしょうか?
何度も言いますが太っている事が腰痛の直接の原因になることは少ないです。
太っていても体がうまく使えていたら腰痛などの症状は出ません。
無理にダイエットをすることで逆に体調を崩してしまったりする事もあるので
注意が必要です!
しかし、あまり太ってしまうと腰以外の所には負担になる可能性があるので
太りすぎるのも良くないのは事実です。
なので、うまく動けるように体操や運動をしてみてください。
すると体は勝手にベストな体型になっていくはずですよ!
では、本日はこの辺で失礼します。
こちらの動画もごらんください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。