2017/07/04(火)
腰痛と肝臓の関係とは?
カテゴリー:日常での注意点 , 腰痛と内臓, 腰痛になりやすい人の特徴
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
台風が近づいているみたいですね。
今は晴れていますが昼からは雨が降りそうなので傘を忘れずに!
では、前回内臓の疲れが腰痛の原因になるという話をしましたが
今日はその中でも肝臓と腰痛の関係についてお伝えしていこうと思います。
肝臓と腰痛の関係性とは?
肝臓は右のわき腹あたりにある臓器で1キロぐらいの重さがあり最大の臓器です。
その機能は
・糖や脂質の代謝
・アルコールの分解
・胆汁の生成
・鉄の吸収の調整
・ホルモンの調整
・血液の調整
などわかっているだけで500種類以上の働きをしていると言われています。
なので肝臓は絶えず何かの仕事をこなしておりその分疲れもたまってきます。
そして疲れた肝臓は硬くなり本来の位置より下がってしまい筋膜が引っ張られ
周りの筋肉を硬くしたり接している臓器にまで影響を与えます。
そして、肝臓には常に大量の血液が流れ込んでおり肝臓が疲れるとその血流量が低下し体のだるさなども起こってしまします。
どんな人がなりやすい?症状は?
糖や脂質を多く含む食べ物を食べている人や日常的にアルコールや薬を飲む方は肝臓に負担をかけます。
肝臓に負担がかかっている方の特徴的な症状は右腰の痛みや右肩のコリなどがあります。
なので症状が右側に多く出ている方は肝臓の影響を受けているかもしれません。
こんな人は要注意!
肝臓と腰痛の関係はあくまで肝臓が疲労した時に出る症状を見ています。
なので実際に肝臓の機能が落ちたり肝臓に症状が出ているものは病院に行かないといけません。
特に肝臓は「沈黙の臓器」と言われるぐらい自覚症状が出るのが遅いです。
なので
・顔色が黄色または黒色になった。
・お腹が張ってきた
・全身の倦怠感・食欲不振
などが感じられた場合は専門機関で見てもらうことをお勧めします。
肝臓からの腰痛にならないために。
まずは肝臓に負担にならないようにお酒や薬の量を減らす。
食品添加物の多い加工食品やジャンクフード、糖や脂質の多い食事を取らない。
また、成人であれば朝食を抜いたり1日断食をするなどもいいでしょう。
睡眠・運動など生活習慣を見直すことがベストです。
いかがだったでしょうか?
肝臓はとても大きな臓器でその役割もとても多いです。
なので普段から疲れやすくその影響は他の臓器まで波及してしまいます。
また、肝臓はとても辛抱強く症状を表に出さないのが特徴なので早期発見が重要です。
肝臓の疲れによる腰痛程度の症状なら改善は可能ですがそれ以上進行しないように注意してください。
腰痛もそうですがあなたの健康を守れるのはあなたしかいませんよ。
では、本日はこの辺で失礼します。
こちらの動画も合わせてごらんください。
本日も最後までごらんいただき本当にありがとうございました。