2017/08/17(木)
肋鎖症候群とは何なのか?
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
日中はまだまだ暑いですが夜はだんだん涼しくなってきましたね。
昨日テレビで大文字がやっていてあれを見ると夏が終わっていく感じがします。
今日から仕事が再開する方は頑張ってください。
では前回「胸郭出口症候群」の1つの斜角筋症候群についてお伝えしましたが
今日はその他の「肋鎖症候群」についてお伝えしていこうと思います。
肋鎖症候群とは?
肋鎖症候群とは胸の上にある鎖骨と肋骨の間で神経や血管が締め付けられて肩こりや痺れ、だるさが出る疾患のことを言います。
女性に多くデスクワークなどの不良姿勢や畝周りの筋肉が硬くなることが原因になってきます。
体の正面を鏡で見たときに鎖骨がV時ではなく横一文字になっている方は注意が必要で、症状がある方の手を下に引っ張ったり、後ろの引いたときに症状が増悪する場合は肋鎖症候群を疑います。
肋鎖症候群を改善するには?
肋鎖症候群の場合、鎖骨の位置が下がっていることが多くまた巻き肩や猫背などの不良姿勢が原因です。
なのでこれらを引き起こす肩周りの筋肉を緩めることが大切になってきます。
鎖骨の下にある鎖骨下筋が硬くなっていることが多ので鎖骨の下を少し抑えながら深呼吸をすると効果的です。
いかがだったでしょうか?
肋鎖症候群は先天的な骨格の問題によるものもありますが、そのほとんどが筋肉の緊張によるものです。
カバンをいつも同じ肩にかけている方なんかは注意が必要です。
今症状がない方も鎖骨がゆるいV字になっているか確かめてみてください。
何事も早め早めの予防が大事ですよ!
では本日はこの辺で失礼します。
こちらの動画でテスト法など詳しく解説しています。
本寺も最後までご覧いただきありがとうございました。