2017/08/18(金)
小胸筋症候群とは何なのか?
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
今日は雷の音で目が覚めました。
そのおかげでちょっと早く起きれたのでゆっくりストレッチをしました。
最近寝る前しかできていなかったので気持ちよかったです。
また朝も日課にしていこうかなと思いました。
では前回は「肋鎖症候群」というものをお伝えしましたが
今日は「小胸筋症候群」についてお伝えしていこうと思います。
この小胸筋症候群は過外転症候群とも言われ胸郭出口症候群の中でもよく見られる疾患です。
小胸筋症候群とは?
小胸筋は胸の前にある小さな筋肉でそこが硬くなることで、神経や血管が通るスペースを狭くして手の痺れなどを作ってしまう疾患です。
つり革に捕まったり、夕方疲れてくると症状が悪化し、酷くなると手の冷えや感覚異常、細かい作業ができないなどが出てきます。
小胸筋が硬くなっていることが原因なので猫背や巻き方などの共通点があります。
テスト方法としては手を軽く万歳した状態でじっとすることができないや、その状態で手首の拍動が消えたりすると陽性になります。
小胸筋症候群を改善するには?
まずは小胸筋を緩めるようなストレッチが必要です。
それと並行して肩周りや腕の筋肉も一緒に緩めないと小胸筋はすぐに硬くなってしまうので、肩を回したりのストレッチも合わせてやっていきましょう。
普段から姿勢が悪い人は姿勢にも気をつけて猫背や巻き肩にならないようにしてください。
胸を張るようなインナーも今では売っているので試してみるのもいいかもしれません。
いかがだったでしょうか?
今日まで胸郭出口症候群を3つのタイプに分けてご紹介しましたが、これらは単独で出るものもあれば、複合的に出るものもあるので鑑別が難しいかもしれません。
しかし、共通することは姿勢の悪さであったり肩周りの筋肉の緊張が原因になっていることなので、まずは姿勢が悪くなっていないか?体を横から見たときに顔が前に出ていないか?肩は前に出ていないか?などをチェックしてください。
症状がひどい場合は手術もありえますが、ほとんどがストレッチなので改善可能です。
なので痺れだからといってあきらめず早期のケアをしてみてください。
では本日はこの辺で失礼します。
こちらの動画でテスト法など詳しく解説しています。
本寺も最後までご覧いただきありがとうございました。