2017/11/14(火)
膝の痛い方はここが硬くなっていますよ!
カテゴリー:健康でいるために, 日常での注意点 , 腰痛と膝痛
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
前回は膝の痛みは膝に原因はなく、周りの関節や筋肉が硬くなっているのが原因だとお伝えしました。
今回は具体的に膝の痛みに関係している筋肉を一つご紹介していこうと思います。
特にO脚気味の方や軽い膝の変形がある方は原因となりやすい部分です。
ではその膝の痛みの原因となりやすい筋肉はどこかというと、
「後脛骨筋」という筋肉になります。
膝の痛みに関係する後脛骨筋とは?
後脛骨筋はふくらはぎの奥から足首の内側を通って脚の裏に着く筋肉です。
作用としては、足首を下や内側に曲げたりしています。
また脚の裏のアーチ形成にも関与しており、この筋肉がうまく働かないと扁平足になり歩いた時の衝撃がうまく吸収できずません。
特にO脚や膝に変形がある方は足首が内側にねじれている方が多く、この後脛骨筋にとても負担がかかっている人が多いです。
この筋肉は体の深い部分にありここが硬くなることで、脚全体の筋肉の緊張が高くなり膝を動かす筋肉がうまく動作できなり膝に痛みが出やすくなります。
現在膝の痛みで悩んでおられるなら、今膝の下の脛の内側を押してみてください。
その時に痛みや硬い筋状のものが触れられる人は、後脛骨筋が固くなっておりそこが膝の痛みの原因である可能性が高いです。
いかがだったでしょうか?
後脛骨筋はあまり聞きなれない筋肉だと思います。
筋肉自体も大きとは言えませんが膝の痛みにはとても関係が深いです。
当院でも膝の痛みで来院された方の約70%の人はここが硬くなっており、この筋肉を緩めてあげるだけで痛みが大きく軽減するなど効果実証済みです。
もし、今膝の痛みで悩んでおられるなら1度試してみてください。
次回はこの後脛骨筋の簡単な緩め方についてお伝えしていこうと思うので、そちらも併せてご覧ください。
では本日はこの辺で失礼します。
こちらの動画で解説もしているのでみてください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。