2018/02/20(火)
筋トレをすると体は硬くなるの?
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
今日のテーマは「筋トレ」についてです。
当院では時々こんな質問をされます。
「筋トレをすると体が硬くなるんですか?」
これを読んでおられる方の中にも同じような疑問をお持ちの方もおられると思いますが
この答えは間違いで、筋トレをしても体は硬くなりません。
それは体操選手が筋肉が多いのに、開脚などを難なくやっているのが証明してくれています。
しかし、そんな筋トレもやり方を一歩間違えると体を硬くする原因になります。
そして、そのことで腰痛の原因になったりもするので注意が必要です。
なぜ間違った筋トレすると体が硬くなるのか?
筋トレで体が硬くなる原因は「ケア不足」と「やりすぎ」です。
筋肉は縮むことしかできない?
筋肉はゴムのように縮んだり伸びたりできるように思いますが、それは不可能です。
筋肉は縮むことはできても自力で伸びることはできません。
これは筋肉の特徴の1つです。
例えば肘を曲げる時に上腕二頭筋という筋肉を縮めて曲げますが、肘を伸ばすときは上腕三頭筋という筋肉が収縮しています。
この時に上腕二頭筋は弛緩するだけで自らが伸びることはしていません。
なので筋トレをするということはこの縮むという力を鍛えるということです。
そして、筋トレ後はこの縮んだ状態で固まろうという反応が起こってしまいます。
この時にしっかり元の状態に戻してあげることが重要になり、これを怠ると筋肉の柔軟性がなくなってしまいます。
筋トレで体を硬くしないために
まずは筋トレ後はしっかりストレッチをして筋肉の状態をリセットしてあげましょう。
そして、反対の動作をする筋肉もしっかり鍛えてあげることが大切です。
肘を曲げる筋肉を鍛えたら、肘を伸ばす筋肉もしっかり鍛えてあげましょう。
このバランスが崩れるとどうしても肘が曲がる力が強すぎてしまい、肘が伸ばしづらいなんてことが起こってきます。
追加でアイシングなどがあれば最高です。
いかがだったでしょうか?
腰痛の方の中には、この間違った筋トレをしてしまっているのが原因になっている方が時々おられます。
せっかく体のために筋トレをしているのに、そのせいで体が硬くなってしまっては本末転倒ですよね。
なので、正しい知識を持って筋トレもやって柔らかいマッチョになってください。
次回も筋トレについてお伝えしようと思うので、興味のある方は是非みてください。
では本日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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