2018/02/27(火)
プールで歩くっていいんですか? デメリット編
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
今日も
「プールで歩くってどうなの?」
をテーマにやっていこうと思います。
前回はメリット編ということで良いところをご紹介しました。
今回は反対のデメリットや注意点についてお伝えしていきます。
今日の内容はテレビなどではあまり紹介されず知らない方もおられるかもしれませんが、大切な部分です。
今プールで歩いている方もこれから歩こうかなという方も、1度読んでいただいて参考にしてください。
プールを歩くことのデメリットとは?
①体が冷える
プールの水は夏で20度前半・冬でも30度ぐらいと体温に比べると低くなっており体は冷えてしまいます。
体は冷やされると代謝量を上げて温めようとするので、冷え性の方にはいい!とよく言われるのですが、泳ぐならいいと思いますが歩く程度では追いつかない可能性があります。
②歩き方にへんな癖がつく
プールの水圧は地上ではありえない方向の負荷がかかります。
なのでプールで歩くときに変な歩き方をしていると、筋肉のバランスが崩れ歩き方が変わってしまったりするので注意が必要です。
③アフターケアを忘れがち
プールの中は水圧による抵抗により体の疲労度や筋肉の使用量は高くなっています。
当然運動後のストレッチなどのアフターケアをしっかりしなくてはいけないのですが、ここがあまりできていない方が多いです。
水着を着替えをすませるとそのまま帰るという方が多いとおもいます。
すると、筋肉は硬くなったり関節運動がしづらくなったりしてしまいます。
④骨が弱くなる可能性も
プールの中は浮力により関節や骨にかかる重さは6分の1ぐらいになると言われています。
これは関節の負担がかからなくていい反面、骨に刺激が加わらないということになります。
骨は刺激がかからなけれ強くならないので、骨が弱くなる可能性もあります。
⑤感染症の危険性
プールは不特定多数の人が利用する場所になります。
塩素での消毒はされているので可能性は低いですが、完璧とは言えません。
特に目などの粘膜を介して感染するおそれがるので、歩くときでもゴーグルの着用はした方がいいと思います。
いかがだったでしょうか?
僕の考えでは膝や足首などに基礎的な疾患がないのであれば、あえてプールで歩く必要はないと思います。
なので、プールで歩いてある程度体力がついてきたら、陸上で歩く方に移行していただいた方がいいとも思います。
プールで歩くことのメリット・デメリットを知っていただいてこれかの参考にしていただければと思います。
では本日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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