2018/04/17(火)
腰痛や首の痛みを悪化させる『癖』とは?
カテゴリー:健康でいるために, 日常での注意点 , 肩こり 原因, 腰痛 原因
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
今日は「腰痛」をテーマにやっていきます。
腰痛や首の痛みなどの改善に日々努力しているが、なかなか思うような結果が得られない。という方は多いと思います。
そんな方の中で「自分の腕を枕にして横向きで寝る」と言う方はおられませんか?
もしそのような『癖』をお持ちの方は、残念ながら腰痛などの症状はなかなか改善できないでしょう。
なぜ横向きで寝ると腰痛になるのか?
腕を枕にして横向きで寝ると、背骨が頭部にかけて持ち上がるため曲がってしまいます。
その為床に接地している面の筋肉は伸ばされ、反対側は緊張しその状態を長く続けると最悪背骨や骨盤のの歪みが起こります。
頭を下で支えている腕も緊張しっぱなしなので、肩こりなどの原因にもなります。
頭蓋骨にも影響!?
横に寝るのは骨や筋肉の影響だけではありません。
頭を横から長時間抑えるという事は頭蓋骨の動きを制限してしまいます。
頭蓋骨は普段微妙に膨らんだり閉じたりをしているのですが、その動きが制限されると「脳脊髄液」というものの流れが悪くなります。
この脳脊髄液とは脳みそや脊髄神経を守っているとても大切な液体で、これの動きが悪くなると頭痛などが起こりやすくなります。
この癖を直しただけで!!
腰痛と肩こりでお悩みの方で、いつも左肩が下がっている方がおられました。
その方は家でテレビを見る際に、右手をしたにして寝ていたそうです。
なので、その癖をしないように指導したところ、腰痛も肩こりもしなくなり定期的になっていた頭痛まで無くなったそうです。
いかがだったでしょうか?
この姿勢は結構やっている方が多いと思います。
実際僕も休みの日にやってしまってしまいますが、そのあとはやっぱり軽い腰痛などになる時があります。
もしどうしてもやってしまうなら、こまめに左右向きを変えるなどした方がいいです。
もちろん、やらないのがベストですけどね!
慢性痛はこのような癖が原因になっていることが多いので、1度見直してみてください。
では本日はこの辺で失礼します。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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