2018/06/03(日)
ブドウ糖果糖液糖の怖い話…
from…大津市 堅田の整体院より
小谷拓人
今日のテーマは「ブドウ糖果糖液糖について」です。
ブドウ糖果糖液糖って聞いたことありますか?
主に砂糖の代わりにジュースやコーヒー、お菓子なんかに入っています。
なので目にしたことがある方も多いと思います。
ですが、実はこの「ブドウ糖果糖液糖」というのは注意が必要なんです。
毎日何気なくとっていると様々な病気の原因になってしまう可能性があります。
ブドウ糖果糖液糖とは?
ブドウ糖果糖液糖とは「異性化糖」と呼ばれる食品添加物です。
その原料は、主にトウモロコシのデンプンからできており、酵素などを使い「ブドウ糖」と「果糖」を分けて液体にしたものです。
果糖の割合から、
・果糖が50%未満のものを「ブドウ糖果糖液糖」
・果糖が50%以上のものを「果糖ぶどう糖液糖」
という分類があります。
砂糖の代わりに甘みとして使用され、温度が低ければ甘みが増すという特徴があります。
ブドウ糖果糖液糖が危険な理由
①血糖値の上昇スピードが速い。
通常、糖質は体に入ると消化、分解、吸収という過程を辿ります。
しかし、ブドウ糖果糖液糖はすでに分解の段階まで終わっているのですぐに吸収されます。
なので血糖値が急激に上昇してしまいます。
血液中に糖が大量に溢れると、体はそれに反応してしまい炎症を起こします。
それが肌荒れやアレルギーのきっかけにもなったりします。
また、血糖の上昇を抑えるために大量のインシュリンが放出され血糖値の乱高下を起こします。
これを繰り返すことでインシュリンを作る膵臓が疲弊し、糖尿病などの原因にもなります。
血中に余った糖質は、インシュリンの作用により皮下脂肪として蓄えられるので肥満の原因となります。
②原料は遺伝子組み換えのものが多い。
ブドウ糖果糖液糖の原料はトウモロコシだとなのですが、その多くがアメリカ産の「遺伝子組換え」の物を使っています。
「でも、遺伝子組み換えって書いてないよ?」
と思われるかもしれませんが、そこには表示義務の抜け穴があります。
それは、いくら遺伝子組み換えの農作物であろうが製品にタンパク質が含まれない場合は表示しなくていいんです。
ブドウ糖果糖液糖はトウモロコシから糖質のみを抽出するので、この例外が当てはまります。
遺伝子組み換え食品は、ガンや腫瘍、アレルギーや不妊症などの原因になる。と最近指摘され始めています。
いかがだったでしょうか?
ブドウ糖果糖液糖は、普段何気なく食べている加工品の多くに入っています。
(砂糖の使用量は毎年減少、異性化糖は30年で倍増)
しかし、それが何か知らずに口に入れるものとしては危険だと思います。
甘みを砂糖でつけている商品と、果糖液糖でつけている商品が2つあったらどちらを選びますか?
その2つの商品の違いが分かるということが大切になります。
そして、正しい判断ができるよになって健康な体を手に入れてください。
では本日はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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